まだ健康だから大丈夫、と思わずに、元気な今から介護サービスや介護保険について知っておくことは大切です。

健康なうちから介護サービスを理解しておこう

健康なうちから介護サービスを理解しておこう

健康なうちから、介護サービスについての知識を

私の祖父はもう80代なのですが、最近少し忘れっぽくなったり、判断力が鈍ったりすることが多いようです。持病もあり、あちこちの病院に通院しながらの生活です。私の母親が心配したようで「介護保険のことを知りたい、制度がよくわからない」と言っていました。私はまだ20代ですので、介護保険のことも、介護サービスのこともよくわからないまま生活していました。そこで、今回少し介護のことについて調べてみることにしました。

介護保険制度は、高齢者が介護を必要とする状態になっても、自立した生活が可能となるように支援するために、国が定めた制度です。介護保険の対象になる人には2種類あります。65歳以上の高齢者と、40歳から64歳の人です。65歳以上の高齢者の場合は、認知症などの介護を必要とする場合のほか、生活のちょっとした支援などに対しても保険を適用することができるようです。40歳から64歳の世代の場合は、国が認める「特定疾病」(パーキンソン病など)により介護が必要になったときに、この保険によるサービスを利用できます。介護保険制度は、40歳以上の人は強制加入となります。

さて、実際に介護保険によるサービスを受けるためには、まず市区町村の福祉に関する窓口に問い合わせ、要介護認定を受けるための申請をする必要があります。その後、市区町村の職員の訪問調査や、かかりつけ医に意見書を書いてもらうなどの段階を踏んだうえで、要介護・要支援と認定されれば、訪問介護やデイサービスなどのさまざまな介護・支援サービスの利用に適用されるようになります。これらの介護サービスの利用プランを作成する際は「ケアマネージャー」と呼ばれる専門家に依頼することができます。プランの作成費用も介護保険から支給されるということなので、利用してみるのもいいかもしれません。ただ、もし要介護・要支援と認定されなければ、介護サービスの費用等は全額自己負担となってしまうので注意が必要かもしれません。健康で元気なうちから、このような制度を知って、頭の隅に入れておくことは大事だと思いました。